ユーグレナ(2931)【2020年バイオジェット燃料の実用化目指す】


ユーグレナ  [2931] 東証マザーズ部 時価:7,240円

世界で初めてミドリムシの屋外大量培養技術の確立による事業化に成功し、既に食品として収益に貢献しているミドリムシだが、3月末に政府の総合科学技術会議が次世代エネルギー政策の重点分野9項目の中で「藻」の活用が掲げられている。ユーグレナ社では2009年に沖縄電力の協力で、石炭火力発電所の排出ガスを用いてミドリムシを培養する実証試験を実施し、発電所の排出ガスを通気してもミドリムシは培養可能との結果を得た。現在、住友共同電力と共同で、排出ガスを通気したミドリムシの二酸化炭素固定化能力の評価を行い、将来的には商業化を目指している。また、バイオジェット燃料の研究にも注力しており、複数の企業や大学の協力の下プロジェクトを推進している。今後20年で世界の運航機数は現在の2倍近い約3万5000機になる見通し。燃料需要は急増しさらに価格高騰が予想される為、低価格バイオ燃料の普及が必要になってくる。バイオ燃料の研究開発では米国が先行するが、藻から抽出するジェット燃料でも米国ベンチャー企業が事業化にしのぎを削るが量産化段階には至っていない。他の日本企業でも実証実験などを進めているが、この製品の量産化が成功すれば、同社にとっても、日本にとっても新たな成長製品となる可能性があり、注目出来る。
2013/07/16 7:55