放電精密加工研究所(6469)【エアバス向け部品を月産10機分の生産計画】

放電精密加工研究所  [6469] 東証JQ部 時価:738円

放電精密加工研究所(6469)は産業用ガスタービン部品の加工や表面処理を手掛け、世界有数の放電加工メーカーで、国内最大規模を誇る。同社の注目点は、三菱重工(7011)のガスタービン用ブレードを受託加工していること。三菱重工は2014年1月に日立製作所(6501)と火力発電事業を統合、新会社「三菱日立パワーシステムズ」を立ち上げる。新会社の事業が拡大すれば、同社にとっても事業領域が広がることになる。また、エアバスの新型旅客機「A350」向けにロールスロイスが供給する「TrentXWB」エンジンのタービンブレードを同社が生産する。代理店は三菱重工で、16年1月の量産開始に向けて愛知県小牧市に用地を取得、経済産業省や愛知県の支援を受けて新工場を建設中だ。同社の計画では、月産10機分の生産でスタートする。新分野への進出もあって、今14年2月期の設備投資は前期実績の2,7倍に急増、一気に減価償却費を上回る。業績面では、兼営するアルミ押し出し金型の好調に加えて、高精度小型プレス機械で大型の新製品寄与が見込まれることから、安心感がある。PBRは1倍割れ。PERも10倍程度と割安圏で放置されているが、今後の成長性を考えると絶好の仕込み場面である。
2013/12/25 8:10