日本カーボン(5302)【「ニカロン」次世代航空機エンジン部材向け素材に採用決定!】



日本カーボン  [5302] 東証1部 時価:209円

黒鉛電極など炭素繊維大手の日本カーボン(5302)は、世界的な航空機エンジンメーカーである米のGE(ゼネラル・エレクトリック)社及び同じく世界的な航空機エンジンメーカーである仏のサフラン社と次世代航空機エンジンの主要部材に使われる素材である炭化ケイ素連続繊維(ニカロン)の製造。販売を行う合弁会社「NGSアドバンストファイバー株式会社」を設立していた。現在、オハイオ州南部ピープルズ。広大な林野を切り開いた米GEの試験場で昨年9月から、新型ジェットエンジン「LEAP」の地上テストが始まった。炭素繊維は、東レや帝人などの大手メーカーが有名ですが、今回、この新型ジェットエンジン「LEAP」に、初めて日本カーボンの炭化ケイ素続繊維(ニカロン)が使われている。GEと仏航空機エンジン大手スネクマ(仏サフラングループ)が開発した「LEAP」は、民間航空機向けで初めて、セ氏1500度以上の高温になる部分に炭素繊維複合材を採用。軽量化で従来比15%の燃費改善になるという。2016年以降に就航する米ボーイングや欧州エアバスの新型機への搭載が決定。既に5400基以上を受注している。軽量化のカギを握る複合材に、日本カーボンが30年前から細々と生産を続けてきた炭化ケイ素繊維「ニカロン」である。ニカロンは炭化ケイ素の微細な結晶より構成される繊維であるため、高温大気中においても高強度、高弾性率を保持し、高い耐熱性・耐酸性に優れ、また細くてしなやかな繊維の束からなっているので、各種織物に加工することも出来る先端素材だが、高価だったために需要は伸び悩んでいた。しかし、米GEや欧州エアバスのような世界的な大企業に採用されたことによって、重要素材である「ニカロン」の需要も今後10年間で約10倍以上の急拡大が見込まれており、日本カーボンの技術力も一気に見直されることになるのは時間の問題ではないでしょうか。
2014/01/20 9:00