富士ソフト(9749)【Windows XP更新需要と“PALRO”(パルロ)及び再生医療進出に期待

富士ソフト  [9749] 東証1部 時価:2,428円

富士ソフト(9749)はソフト開発の独立系の大手で、家電や自動車向けの組み込み系ソフトに強みを持っている。また、持分法適用子会社のエース証券も実質増益である。
同社の13年12月期の第2四半期は前年同期比26,6%増の47,3億円に伸び、従来予想の39億円を上回った。伏せて、通期の同利益も従来予想の56億円を59億円に5,4%上方修正している。これは、社会インフラ関連やネットビジネス系、ライセンスビジネスが堅調だったほか、金融関連の大型案件を獲得した。
又、新たなソリューション展開としては、今年4月のWindows XPのサポート期間終了に対応するため、Windows7またはWindows8へのアップグレードサービスである「らくらくアップグレード for Windows」を自社開発し、最新のPC環境への移行支援に取り組んできたことが功をそうした。更に、ICT(情報通信技術)を活用したスマートな授業運営を目指す「みらいスクールステーション(校内情報配信システム)」や「ヒューマノイド・ロボット“PALRO”(パルロ)」が各種展示会への出展やメディア媒体に取り上げられ、受注・売上拡大に繋がった。
もう一つ注目材料は、同社が東京大学医学部付属病院に於いて軟骨・骨再生医療寄附講座を開講し、再生医療研究を推進していて、科学技術振興機構(JST)より「先天性顔面疾患に用いるインプラント型再生軟骨」にかんする技術開発委託を受けて開発していた。そして、いよいよ今年2月から本格的な「再生医療(製造販売業、細胞加工業)」の子会社「富士ソフト・ティッシュエンジニアリング」を設立し、再生軟骨製品メーカーと細胞増殖・保存サービスを両輪として進めていくことになり、今後の動きから目が離せない。
2014/01/27 7:30