第一工業製薬(4461)【新規増粘剤「レオクリスタ」の本格展開に乗り出す!】

第一工業薬品  [4461] 東証1部 時価:331円

第一工業製薬(4461)は先に東京大学の磯貝教授らと同社のセルロース応用技術を活用したセルロースナノファイバー(CSNF)からなる新規増粘剤「レオクリスタ」の事業化を決定し、本格展開に乗り出す。実証設備を大潟事業所(新潟県上越市)に建設しており、3月に完成する見通しである。
「レオクリスタ」は、経済産業省製造産業局に認められ「平成25年度先端省エネルギー等部素材開発事業」に採択され、2013年12月から発売された製品で、繊維幅10nm未満のセルロースナノファイバーを制御した特長ある製品である。高粘度なゲル状ながら液体のようにスプレー噴霧できる擬塑性を有する。
なお、新工場は商品開発の実証工場としての機能も備えた企業価値を高める集合拠点を目指し、15年9月に操業を開始する予定。まずは燃料電池用部材や電子基板用絶縁材料を増産するほか、トンネル工事用固結剤の生産能力も増強するとしている。業績に関しては第3四半期経常利益は9、2%増の14,2億円、純利益は24,9%増の7,6億円と順調な伸びをみせていることから注目してみたい。
2014/02/20 7:30