小野薬品(4528)【がん新療法、年内にも認可の見通し!】

小野薬品  [4528] 東証1部 時価:9,450円

新しいがんの治療法が、早ければ年内にも国内で始まる。免疫の攻撃力を利用する「免疫療法」の一種で、効果が限定的だった従来の方法とは異なる仕組みだ。
小野薬品(4528)が昨年12月末に厚生労働省に医薬品として製造販売承認を申請し、早ければ今秋にも認可される見通しである。がんの有力な治療法になると期待されている。
申請されたのは完全ヒト型抗体「Nivolumab「ニボルマブ(一般名)」で、既存の治療法で効果がなくなった皮膚がん患者が対象で、必要性が高い医薬品として優先的に審査されている。
これまでの免疫療法は、免疫の攻撃能力を高めて、がん細胞を殺そうとしていた。しかし、攻撃が過剰になると自分を傷つけるので免疫自体がブレーキをかけてしまい、効果は不十分だった。
新しい免疫療法は、免疫のブレーキがかからないようにし、攻撃のアクセルを踏み続けるようにする。従来の免疫療法は、クリニックなどで全額自己負担で実施されている場合が多く、効果は科学的に証明されておらず、国内で承認された医薬品は無い。
今回認められれば、公的医療保険が使える国内初の免疫療法となる見込みだ。小野薬品は今後、肺や腎臓、肝臓、胃、血液など多種類のがんに広げることを計画している。
2014/02/21 7:30