東京計器(7721)【農機の自動化事業参入で収益向上!】


東京計器  [7721] 東証1部 時価:312円

東京計器(7721)は全地球測位センサー(GPS)やセンサーを使って農機を自動化する事業を始める。今秋をメドに農機を自動で運転する装置を発売する。
同社は官庁向けの海洋船舶の位置や方向から自動運転する装置に強く、防衛省など官庁向けの需要が主だったが、農業分野で民需開拓を進める方針だ。自動農機の普及が拡大する欧米やオーストラリアのほか、高齢化が進む日本国内や食料需要が高まる東南アジア向けなどの販売を目指すとしている。
同社は既に地理情報システム販売のジオサーフ(東京・港)などと、「農業用カーナビ」を手掛けている。農機の傾きを計測するセンサーも搭載し、農機の位置や傾きなどを操縦席のディスプレーに表示できるが、操作は手動で行う。位置計測センサーは小型・低価格化が進んでおり、無人の農業機械や小型飛行機などに用途が広がっている。その為同社は10億円を投じ、4月から那須工場にプリント基板の製造機や検査装置を導入し、3年後までに現在の約10倍となる年間100万台弱の生産体制を築く方針である。生産したセンサーは用途に応じた専用の製品にして発売する。同社の14年3月期業績通期の連結経常利益は従来予想の21,5億円→30,6億円(前期は19,4億円)に42,3%も上方修正し、増益率も10,6%増→57,4%増に急拡大するなど、業績拡大に弾みがついてきた。
2014/03/06 7:45