渋谷工業(6340)【LIB(リチウムイオン電池)事業に参入!】


澁谷工業  [6340] 東証1部 時価:2,685円

渋谷工業(6340)の注目技術を再度紹介します。同社と子会社のシブヤマシナリーは、ドイツの分散・混合用機器の世界的メーカーであるIKA-WERKE社と業務提携し、その日本法人IKAジャパンと協調し、リチウムイオン電池の製造設備事業に進出することになった。リチウムイオン電池の市場は2009年に約9千億円で、今後も電気自動車の普及などから急速な拡大が確実視され、2015年には2兆6千億円に拡大すると言われている。
同社が開発したのは、リチウム酸化化合物や溶剤などの原料を混合、分散し、「電極剤をマヨネーズのようにどろどろの状態にする」システム。電極材は電極板への塗り付けや裁断、組み立てなどを経てリチウム電池になる。同システムによって、従来5〜8時間掛かっていた作業時間を約4分の一に短縮する能力と、原料が均等に混ざることから品質も高くなる特徴を持っている。
先週3月3日〜5日に東京ビックサイトで開かれた国際二時電池展に共同で出品し、本格的な販売活動を開始した。同システムの価格は2〜4億円で、初年度20億円の売上を見込んでいるが、マーケットの拡大テンポが早いので、数年後には100億円規模を予想している。
澁谷社長は「電気自動車向けで需要が確実に伸びる。世界最先端のシステムで、国内シェア50%を目指す」と力強く語っている。また、子会社のシブヤマシナリーが約21億円かけて建設中だった津幡工場の新組立工場が6日に完成し、七尾工場の生産機能を集約し、5月中旬から稼動することになり、業務効率がさらに向上することにより、業績アップにつながることになる。
2014/03/10 7:45