大日本スクリーン(7735)【ライフサイエンス分野に参入、がん細胞の増殖状況を3分の1の時間で分析】

大日本スクリーン  [7735] 東証1部 時価:515円

大日本スクリーン(7735)は3D細胞培養プレートで培養されたがん細胞の増殖や形態変化を、検査試薬なしで高速に計測・分析できる3D細胞スキャナーを開発・販売し、ライフサイエンス分野への参入を表明している。
近年、ライフサイエンス分野の医療・創薬技術は、研究機器や医療機器の進歩に伴って、著しい発展を遂げている。中でも、先端分野の1つであるがんの創薬研究においては、実際の生体環境に近いとされる3D細胞培養による研究が加速しており、2011年に0,6億ドルだった市場が、2016年には約4,5倍の2,74億ドル規模に急成長すると予測されている。
同社は、独自の画像処理技術を応用し、3D細胞培養プレートで培養されたがん細胞の増殖や形態変化を、検査試薬なしで高速に計測・分析できる3D細胞スキャナーを開発した。
開発にあたり、がんの世界的研究機関である米国テキサス州立大学MDアンダーソンがんセンター(MDACC)のGeoffrey Bartholomeusz博士や、長浜バイオ大学の水上民夫教授の協力を得て、約2年間にわたり同製品の有用性を検証し、MDACCの要求仕上げを満たすことが確認され、同製品の販売を開始、ライフサイエンス分野への参入を果たした。
同社は、今後も独自の画像処理技術を活用したライフサイエンス分野向けの装置開発を進めていく方針である。同社株はバークレズ証券が投資判断を3段階中2位の「イコールウエート」から最上位の「オーバーウエート」に引き上げていることからも注目される。
2014/04/07 7:30