第一精工(6640)【世界初の静電容量トルクセンサ「[ESTORQ(エストルク)]に期待集まる!」


第一精工  [6640] 東証1部 時価:1,351円

第一精工(6640)は電子機器向けコネクタや自動車部品などの開発から量産までを手掛けるメーカー。同社が新規参入するロボット市場は、非産業分野においては医療・介護に代表されるサービス業全体で自動化ニーズが高まっており、また、産業分野においては労働安全衛生規則(80W規制)の解釈の変更に伴い、人とロボットによる協調作業が拡大すると見込まれ、安全規格化の取り込みが本格化していくと予想されています。
同社がこれまでの技術をベースに株式会社ワコーと共同開発した「静電容量型トルクセンサESTORQ(エストルク)」は、ロボットや自動組立装置などの回転動作で発生したトルクの検出が可能。静電容量方式の採用により、従来の歪みゲージ式トルクセンサと比べ構造を簡素化でき、大幅なコストダウンに加え、ニーズに合わせて自由に設計することができる。
同センサは、ロボットのほか、トルク検出を必要とする自動組立装置など幅広い利用が見込まれる。同社は、これまで培ったコネクタ、精密機構部品、自動車部品並びに半導体製造装置事業に次ぐ新たな分野への参入で市場ニーズに合わせて製品ラインナップを従実させて、事業拡大を図るとしており、今後の活躍が期待できる。
同社は3月からロボットメーカーなどに営業を開始し、来年量産を始める方針である。現在の対人ロボット市場は数億円だが、介護用だけで2020年には約350億円に成長する見通しである。
業績に関しては、前期経常利益が27,4%増の13,2億円になり、従来予想の10億円を上回り、減益予想から一転して増益で着地、今期は5,4%増の14億円に伸びる見通しである。
2014/04/25 8:15