IMV(7760)【今期経常利益を一転52%増益!最高益更新へ】

IMV  [7760] 東証JQ部 時価:680円

IMV(7760)は4月11日に496円で推奨しているが、再度注目してみたい。
同社は5月9日に14年9月期第2四半期の連結経常利益を、従来の28.4%減益予想から一転して、前年同期比40.3%増の9.7億円に拡大している。併せて、通期の同利益を従来予想の7億円→11億円(前期は7.2億円)に57.1%と大幅に上方修正し、一転して51.5%増益を見込み、3期連続で過去最高益を更新する見通しとなった。
同社事業の中枢は、「振動」の追求にある。自動車・運送・梱包から航空宇宙まで、「振動」に対応しなくては開発出来ない商品・サービスは、産業界には膨大に存在する。
同社の最も大手の顧客は自動車業界。連結売上の50%強をこの業界から上げている。自動車業界は、昨年来の世界的な景気の浮揚感で生き返った感がある。「振動発生装置」は、新型モデルの開発や基礎的研究の中で必ず使われる装置であり、自動車業界の研究開発費が多くなればなるほど、同社にとって恩恵が得られる。トヨタの研究開発費は14年3月期は9000億円を予定しているが、予想以上の業績好調につき、15年3月期はかなり伸びる見通しである。
これからは、EV、ハイブリッド(HV),プラグインハイブリッド(PHV)が次世代自動車開発の中心となる中で、そこで必須となるのがリチウムイオン電池だ。しかし、リチウムイオン電池を車載する場合の検査は、爆発の危険があるため、専門的な設備と技術が必要になる。
そこで同社の「Li-Ion 電池用複合試験装置」がそのソリューションを行うなど、同社にとって大きなビジネスチャンスとなってくる。
現在のリチウムイオン電池では、日産の「リーフ」で1充電当たりの走行可能距離は160キロと、まだまだ性能が不十分で、今後の電池開発競争と共に、EVを巡る研究開発は拍車がかかることだろう。また、アジア各国の自動車メーカーが、これまでよりも品質を重視する方向性が鮮明となってきたことから、IMVの振動検査の需要を大きく伸ばすことになるでしょう。
2014/05/16 7:30