ミネベア(6479)【薄型バックライトが中国スマホ向けに急増!】

ミネベア  [6479] 東証1部 時価:969円

ミネベア(6479)は、直径22mm以下の小径・ミニチュアサイズのボールベアリングでは、シェア世界一で6割を握っている。同社の14年3月期の連結経常利益は前の期比3.7倍の280億円に急拡大し、15年3月期も前期比21.1%増の340億円に伸びる見通しで、17期ぶりに過去最高益を更新する見通しとなった。中でもスマホ向けLEDバックライトの更なる拡大と利益率の伸びが牽引している。中国のスマホ市場は、大手メーカーの中級機種で、大画面化と薄型化を売り物とした機種が流行っており、スマホのバックライト(BLU)は従来の0.4−0.5ミリが主流だったが、ミネベアは0.3ミリ厚と他社に比べて薄く、同社のバックライトへの需要が急増している模様だ。同社は能力拡張のため32億円を投じて緊急増産を決定した。バックライトはスマホの薄型化に欠かせない3部品(液晶、電池、カメラ)の一つ。同じ価格なら薄型品が採用される可能性が高く、同社の競争優位性が高く、供給者主導の市場になる可能性が高くなる。又、自動車向けの着座認識センサーは、搭乗者が大人か子供かを認識して、助手席のエアバックの膨張度をコントロールする機能で、自動車メーカーの顧客層が広がってきている。更に航空機部品事業の売上も好調で、タイ・ロップリ工場での生産能力を拡張し、日本・米国・英国工場からの製造移管を推進し、利益率拡大を目指していることなどから、押し目を狙っていきたい。
2014/05/19 7:30