ミネベア(6479)【わが世の春を引き寄せた2枚看板!】


ミネベア  [6479] 東証1部 時価:1057円

ミネベア(6479)については5月19日にも推奨して以来、高値を更新していますが、今後も押し目は注目したい。
ベアリングは「産業のコメ」とも呼ばれる部品で、自動車や航空機、家電製品の回転部品に組み込まれ、動きを滑らかにする。同社の主力品はミニチュアボールベアリングで、自動車の電装品やOA機器に多く使われている。中でも好調なのが自動車向けである。
同社の主力のサイズのベアリングは、一般的な国産車には1台当たり20個。しかし、ドイツの高級車だと45個使われる。近年、ベンツやBMW,アウディといったドイツの高級車の売れ行きが好調だ。同社の自動車向けベアリングの販売数量は、13年で約4億個と、10年間で2倍以上に拡大している。自動車向けに個数を伸ばせたのは、世界最大の自動車部品メーカー、独ボッシュとの20年以上に及ぶ取引関係が大きい。
更に、ベアリング以上に急成長を遂げている製品がある。その製品は5月19日に紹介した、スマートフォンのディスプレイに使われる「LEDバックライト」である。米アップルなど業界の“巨人”の他に、参入が相次ぐ中国のスマホメーカーで、薄型の高級機種が増えていて、バックライトモジュールの根幹である薄型導光板に強みを持つミネベアに追い風が吹いている。
前期は売上が1,5倍に増えたが、生産が逼迫しており、32億円の緊急投資で今夏までに中国やカンボジア拠点の能力を増強する。最大拠点のタイでも設備拡大を検討中である。また、4月には照明メーカーと合弁の開発会社を設立して、LED照明分野にも進出する狙いだ。
2枚看板を掲げて、3年後の売上高5000億円を目標にしているミネベアに再度、注目したい。
2014/06/02 7:30