日本ケミコン(6997)【業績回復に伴いEDLC事業を強】


日本ケミコン  [6997] 東証1部 時価:309円

日本ケミコン(6997)の業績が回復してきた。14年3月期の連結経常損益は43億円の黒字(前の期は68,8億円の赤字)に浮上し、従来予想の36億円の黒字を上回って着地。15年3月期の同利益は前期比11,5%増に伸びる見通しとなった。直近3ヶ月の実績である4Qの連結経常損益は0,6億円の黒字(前年同期は16,6億円の赤字)に浮上し、売上営業損益率は前年同期の−5,8%→3,4%に急改善した。
業績回復に伴い、電気二重層キャパシター(EDLC)の開発を強化する。既にマツダ、ホンダの乗用車エネルギー回生システムとして採用されている「DLCAP」は、今後2,5ボルトを上回る高電圧化による搭載本数の削減や高容量化および小型・軽量化・低コスト化を推進することで新たな採用先を見込む。またチタン酸リチウム(LTD)を使用したナノハイブリッドキャパシタについては、従来のEDLCに比べ約3倍のエネルギー密度と高い安全性を達成し、2017年から18年をめどに量産へと移行する計画である。
株価は1月の高値439円から調整して、底値圏にあり、いつ上昇に転じてもおかしくない。
2014/06/11 8:10