澁谷工業(6340)【世界が注目する,世界初の「イチゴ収穫ロボット」!】

澁谷工業  [6340] 東証1部 時価:3、245円

店頭を鮮やかに彩る「イチゴ」ですが、栽培してから出荷するまでに10アールあたり2,000時間と、米作りの約70倍もの時間がかかるのをご存知でしょうか。そのうち1,000時間は収穫と、店頭に並べるためのパック詰めに費やされます。収穫しケースに詰めて出荷するという作業は、イチゴ農家にとっては大きな負担となっているのが現状です。特に収穫作業は全体の労働時間の25%を占めており、省力化や機械化が出来ないものかと切望されていました。
そこで(独)農業・食品産業技術総合研究機構生物系特定産業技術研究支援センター(以下、生研センター)は、渋谷工業の子会社のシブヤ精機(株))と共同でいちごの収穫作業の省力化を図るため、いちご収穫ロボットの開発に着手し、世界で初めて実用ロボットの完成に成功しました。
ロボットはハウス内に設置しているレールの上を移動しながらいちごを摘み取ります。 ロボット本体は3台のカメラ、LED照明、果実を採る採果ハンドとトレイを装備。両脇の2台のカメラが実際の果実の位置と色合い・熟度の判定を行います。中央のカメラが果実の果柄を探し、切断位置を決め採果ハンドで切断し、トレイに収納します。
この「イチゴ収穫ロボット」は「第4回ロボット大賞」で、サービスロボット部門の「優秀賞」を受賞しております。
現在このロボットは農家のいちごハウスで実証試験を積み重ねており、近いうちに実用化される予定です。農業分野も高齢化、担い手不足の道は避けられない状況のなかで、1台でも多くの農業ロボットが農業現場で活躍し、農家にとって収穫労働の削減と果実損傷の低減、また将来的には果実の収穫データの蓄積、栽培状況の監視も可能になり、生産性の向上に貢献することが期待できます。
2014/06/23 7:30