お知らせ:化学大手 有機EL照明普及に照準!

 次世代のあかりとして有機EL照明が成長期に入りつつある。フラットパネルディスプレイ(FPD)用途では出遅れの有機ELだが、照明向けでは蛍光灯やLED(発光ダイオード)照明では不可能な演色性とデザイン性が高く評価されている。化学大手は最大の課題であるコストダウンを図るため高分子系はもとより低分子系材料でも生産性に勝る塗布プロセス化に狙いを定める。また基板サイズも大型化の傾向にあるが、より安価かつフレキシブル化に対応可能なフィルム基板が大きく成長する見込みだ。材料では高発光効率の全リン化とLED並みの長寿命化が課題と超えるべきハードルは低くないが、「数年後には本格的に市場が立ち上がろう」(三菱化学の川名真有機EL事業推進室長)と、期待が高まっている。