澁谷工業(6340)【再生医療本部を強化、3年後100人態勢に!】


澁谷工業  [6340] 東証1部 時価:3,070円

澁谷工業(6340)は、現在約20人の再生医療システム本部の人員を3年後には10 0人まで増員し、強化する。国内の大学、研究機関などと再生医療の研究開発を進めてお り、将来の中核事業と位置付ける。 同社は再生医療事業で、ボトリングの無菌充てん技術を生かした細胞培養装置などを開 発、製造している。再生医療システム本部は澁谷弘利社長が本部長を務め、昨年は10人 だった人員は今年約20人に倍増させた。事業拡大を見据え、今後さらに増員する見通し 。現在、山口大との共同開発で肝硬変患者の治療法研究に取り組んでいるほか、九州大等とも研究を行っている。又、 澁谷工業は、包装機事業の集約を検討する。子会社ファブリカトヤマ(南砺市)が金沢 森本インター工業団地に建設する包装機の新工場稼働に合わせ、澁谷工業の包装機部門と ファブリカの業務を集約し、社名変更も考える。従来の食品業界向けに加え、電機メーカー向けの製品も計画し、包装機事業で売上高1 00億円を目指す。
更に、金沢医科大学は来年度、再生医療の臨床・研究を専門的に行う施設「再生医療センター(仮称)」を設置する。来秋をめどに、肝硬変の患者から採取した骨髄液を体内に戻し、肝臓を再生させる治療を開始する。将来的には、整形や心臓、血管など幅広い領域に対象を広げる方針である。センターには、澁谷工業が開発した骨髄細胞の培養システムを導入し、治療に活用する。同大学は、肝硬変の再生を実施する山口大学と共同研究に取り込んでおり、これまでのノウハウを基に、新施設での臨床を行う。尚、澁谷工業の決算は、今期営業利益9,8%増の54,8億円で3期連続最高益を達成するとともに、配当も増額し、今期20円(前期15円)に増配する方針とした。
2014/08/08 7:50