MUTOH-HD(7999)【3Dプリンター好調により、業績順調!】

MUTOH-HD  [7999] 東証1部 時価:523円

MUTOH-HD (7999)が8月11日に決算を発表。15年3月期第1四半期の連結経常利益は前年同期比3.1%増の5.6億円に伸び、4-9月期(上期)計画の5億円に対する進捗率が113.4%とすでに上回り、更に4年平均の75.1%も超えた。 直近3ヵ月の実績である4-6月期(1Q)の売上営業利益率は前年同期の5.5%→10.3%に大幅改善した。主力の大判インクジェットプリンターの新製品4機種や3Dプリンターのラインアップ拡充で、10.2%大幅増収を達成し、為替差損益の悪化を補い増益を確保した。上期計画の5億円を既に13.4%上回っており、上振れが期待される。
更に、今年から独自開発モデルの販売を始めたMUTOH-HDが取り組むのが販売網の整備だ。設計製図機械や大判プリンターで培った学校や企業の設計部門といった顧客網に加えて、大手家電量販店チェーンと組んで、一般消費者への働きかけも積極化している。7月には全国の40店以上で販売体制を整えた。「3Dプリンターは話題モノではあるが製品としてはまだ黎明(れいめい)期。実際に見て触ってから購入を決める客が大半だ」。MUTOH-HD傘下、ムトーエンジニアリングの阿部要一社長は量販店に製品を置く理由をこう説明する。
 この分野でまだネット通販が浸透していない状況を捉え、直販や代理店のほか、量販店ルートにも軸足を置く考え。都市圏の大型店舗を中心に販売していたが、地方都市へも攻勢をかける。
米調査会社ウォーラーズ・アソシエイツによると、2013年に30・7億ドル(約3130億円)だった世界の3Dプリンター関連市場は21年に108億ドルに達する見通しであることから、同社にとって追い風となるでしょう。
2014/08/12 6:40