SMK(6798)【車載用部品の受注が好調で増産体制の構え!】

SMK  [6798] 東証1部 時価:482円

SMK(6798)は車載用を中心に、スマホ・携帯電話やノートPC,OA機器,ATMなどの幅広いアプリケーション向けに製品を展開している。このほど、納入先の欧米自動車メーカーから車載用カメラモジュール(複合部品)の追加受注を受けた。搭載車種が増えた為、生産規模を従来の3倍の年10万個レベルに引き上げる。
まずは高級車種向けを中心に提供し、中価格帯の車種まで広げていく方針だ。同社が増産するのは、画素数が100万画素と高解像度のカメラモジュール。CMOS(相補性金属酸化膜半導体)センサーを搭載するモジュールで、後方確認カメラやドライブレコーダー、全方位カメラなどに活用できる。 車載カメラはこれまで30万画素程度が中心だったが、SMKは高画素品を先行投入し、欧米メーカーなどの顧客開拓を進めていた。すでに各社の電気自動車(EV)などに採用されている。 安心・安全用途が拡大していることも後押しする。走行中の白線認識や、前方確認といった際に、高性能のカメラが求められるためだ。
 SMKの開発品は画素数の高いCMOSセンサーを搭載したほか、トンネルの出口などで逆光による明暗差が大きい場所でも障害物をくっきり検知できるような工夫も凝らした。夜間など光の少ない時間帯でも撮影できる。
 米国では今後、自動車への後方確認カメラなどの搭載が義務付けられるほか、走行時の白線認識など先進安全用途での搭載数も拡大するもよう。車載カメラは成長市場とみられていることから、多数のメーカーがカメラモジュールに参入している。富士キメラ総研(東京・中央)の推定では、車載カメラモジュールの世界市場は2020年に12年の2・3倍となる1356億円に拡大する見込めることから、SMKの今後の成長が期待できる。
2014/08/19 8:10