朝日ラバー(5162)【分子接着技術を応用したマイクロ流体デバイスに注目!】

朝日ラバー  [5162] 東証JQ部 時価:615円

朝日ラバー(5162)は、小型電球やLEDに被せる事で様々な発色を可能にする被覆用ゴム製品を主力とする。自動車の内装用照明を中心に、携帯用通信機器、電子・電気機器、産業機器、スポーツ用等、幅広い分野で利用されている。
シリコーン(ゴム状の合成樹脂)材料の配合技術と調色技術に強みを有し(色と光のコントロール技術)、シリコーンゴムに蛍光体を配合したLED用ゴムキャップは、LEDの光を波長変換して色調や輝度を調節できるため、10,000色以上の光を出す事やLEDの課題である光のばらつきを均一化する事が可能。また、医療・衛生用ゴム製品や硬質ゴムと軟質ゴムの複合製品等も配合技術を活かしてそれぞれの用途にあったゴム質を実現している。
今後は、白色レジスト材、RFIDタグ用ゴム製品、マイクロ流体デバイスなどの新製品が期待できる。同社の分子接着技術とは、ゴムと金属・ゴムと樹脂・ゴムとセラミックス・ゴムとガラス・ゴム同士などを強固に接着する技術です。(1))プラスチックなどに転写された、極微な溝、流路を潰すことなく、封止することができる 。(2)被着体の融点以下の温度で接着させるため、形状変形の恐れが少ない 。(3)難接着性のプラスチックとシリコーンゴムを接着することができる 。この技術で、NEC(6701)のポータブル型DNA解析装置に使用するチップを、シリコーンの接着・積層により製作しており、こうした接合技術が注目されているのは樹脂と金属の接合で車体の軽量化が可能になり、更には燃料電池電気自動車のキャパシタのキャップに使用されるなど、次世代の環境車への応用が期待できる。

2014/08/28 7:25