日本特殊塗料(4619)【航空機用塗料と自動車用防音剤で業績拡大が続く!】

日本特殊塗料  [4619] 東証1部 時価:653円

日本特殊塗料(4619)は1929年、強い紫外線や急激な温度変化、激しい風圧や空気摩擦といった厳しい環境から機体を守る為、特殊な機能が要求される航空機塗料の開発からスタートした。その後、1953年に自動車用防音・防錆塗料「ニットク・アンダーシール」を開発して以来同社は防音材=音の世界の研究をし、その製品は国内全ての自動車メーカーに採用されています。
同社の原点である航空機用塗料は、現在、民間の航空会社に採用されていると共に、政府専用機や各航空会社の特別塗装機など、その機体をカラフルに鮮やかに彩っています。
今回、日本航空(9201)は三菱航空機の国産初の次世代リージョナルジェット機として「三菱リージョナルジェット(MRJ)」32機を導入することを決定しており、2021年中を目途に国内線での運航を計画しております。又、全日空も(9202)も25機を発注しており、国内航空大手2社が「MRJ」の普及を後押しする姿勢が鮮明になった。「MRJ」は世界最先端の空力設計技術、騒音解析技術など、大幅な燃費低減と騒音・排出ガスの削減により、圧倒的な運航経済性と環境適合性により、エアラインの競争力と収益力の向上に貢献すると思われる。
今後は、海外の航空会社からも引き合いが来ることが予想されることから、日本特殊塗料にとっても追い風になることでしょう。
更に、次世代超音速航空機や、「JAXA」のH2ロケットにも採用されており、国内だけでなく、世界の空、そして宇宙にはばたこうとしています。
業績に関しては、15年3月期第1四半期の連結経常利益は前年同期比26,7%増の6,9億円に伸び、上期計画の12億円に対する、進捗率は57,7%に達し、4年平均の46,6%も上回った。
今後も、航空機産業と自動車産業という大きな伸びが見込める業界で同社の果たす役割は大きく、業績の拡大が続くものと思われることから、押し目は注目できるでしょう。
2014/08/29 7:00