大幸薬品(4574)【テング熱に対する蚊の忌避剤の特許を取得!】

大幸薬品  [4574] 東証1部 時価:1,867円

大幸薬品(4574)は、蚊の忌避剤について、二酸化塩素ガス溶存液を用いることに対し、自治医科大学とともに特許を取得したと発表した。この特許は、「蚊類に属する節足動物に対して、(1)寄せ付けないための忌避剤、(2)刺咬を防ぐための刺咬忌避剤、(3)マラリア等の節足動物が媒介する病の予防剤として、二酸化塩素ガス溶存液が有効に作用すること」を認めた内容となっている。 従って、これらを使用することで、マラリアやデング熱等を媒介する蚊を追いやるために利用するなどが考えられ、同社にとっては二酸化塩素ガス溶存液の新たな用途を拓く有力チャンスとなる。 特許内容のポイントとなる「忌避作用」については、同社と自治医科大学との共同研究による論文「蚊に対する忌避作用、二酸化塩素スプレーによるマラリア感染抑制」(「Medical Entomology and Zoology」誌)にも発表したが、その中で、二酸化塩素ガス溶存液に加えて、極めて低濃度(0.03ppm)の二酸化塩素ガスが蚊を忌避することが報告されている。
同社の業績は15年3月期第1四半期は減収減益になったが、医薬品事業は、香港、中国、台湾などにおける販売が堅調に推移し、円安効果もあって海外売上が拡大しており、国内も感染管理事業も返品終息により最悪期を脱して、今後はシーズンに向けた販売促進の強化により反転が期待できることから、押し目を注目しておきたい。
2014/09/05 7:40