トミタ電機(6898)【電気自動車(EV)や通信機器用「フェライトコア」を開発!】


トミタ電機  [6898] 東証JQ部 時価:158円

トミタ電機(6898)は電気自動車(EV)や通信機器に使う「フェライトコア」の新製品を開発した。高温下でも性能を保つ、高周波ノイズを除去できるといった特性を持つ5種類で、サンプル品の出荷を始めた。電圧調整などに欠かせないフェライトコアは高性能品が求められており、価格攻勢をかける中国企業に対抗する。
 フェライトコアは酸化鉄などの粉を焼き固めた磁性セラミックだ。電線や回路に電流を流した時に生じる磁界を制御する。機器の正常な作動を妨げるノイズを除くフィルター、電圧を変えるトランス(変圧器)などの基幹部品になる。同社は高性能品で普及が進む通信機器、EVなどの需要取り込みを目指す。
 新製品はトランスなどに使うものが3種類、通信機器用のノイズ除去フィルター向けが2種類。トランス向けは従来製品を改良し、セ氏20〜80度、同80〜120度、同120〜150度と3つの温度領域でそれぞれ特性が出るようにした。従来製品と同じ使い方ならば、最大20%の省電力化が可能という。
 通信機器向けはすでに北米の通信機器大手から高機能の商品のノイズ除去フィルター向けの注文が来ているという。
15年1月期第2四半期累計の連結経常利益は前年同期比80.0%減の1200万円に大きく落ち込んだが、従来の100万円の赤字予想から一転黒字で着地。
 併せて、通期の同利益を従来予想の2200万円→2400万円(前期は300万円)に9.1%上方修正し、増益率が7.3倍→8.0倍に拡大する見通しとなった。特にフェライトコア販売が通信関連機器、車載、産業機器向けを中心に順調に推移致しました。
高性能品の品ぞろえを拡充し、2018年1月期の売上高を現在の3割増の約20億円を目標にしている。1株純資産が544円でPBR0,34倍と割安であり下値を切り上げる展開が続いていることから、押し目を注目しておきたい。
2014/09/19 8:00