リニカル(2183)【国際共同治験の受注拡大に向け、体制整備へ!】

リニカル  [2183] 東証1部 時価:948円

リニカル(2183)は臨床試験に関わる業務の一部を代行する事で製薬会社の医薬品開発を支援するCRO(Contract Research Organization)大手の1社で、医薬品のマーケティング業務も手掛けています。
医薬品は発売前に厚生労働省の承認・認可を受けることが義務付けられており、承認前の薬剤(医薬品候補)を患者に投与して効果や安全性を確かめる必要がありますが、この臨床試験を支援する企業をCRO(医薬品開発業務受託機関)と呼びます。製薬会社は開発要員に制限のある中で機動的な開発を遂行するために、業務をアウトソーシングする動きを拡大しており、CROの役割が大きくなっています。
同社は、統合失調症、うつ病、アルツハイマー等の中枢神経系領域やがん領域といった難易度の高い領域に注力する事で他社との差別化を図っています。過去高成長を続けてきた同社であるが、14/3期は内定プロジェクトの遅れや開発等の中止が重なったこともあり、積極的な採用増加によるコストアップを補うことができず前期比大幅な減益決算となった。
こうした中、15/3期第1四半期は、受注残高が順調に売上高に計上されたこともあり、前年同期比20%以上の増収となり、営業利益及び経常利益が増益となった。4四半期ぶりの増益転換であり、復活への第一歩と注目される。また、同社は、他社との差別化を図り、安定的に受注を獲得するために、国際共同治験のワンストップ受託体制構築に力を入れている。その一環として、同社米国子会社 LINICAL USA、INCは、サンディエゴ」に事務所を開設するなど、 同社の中長期的な成長の礎をなすと期待されることから、今後の国際共同治験体制構築の取り組みにも注目していきたい。
資本金2,14億円 発行株式数12,370千株 浮動株12,1%(1,496,770株)
予15,03売上高48,46億 経常10,20億 純利益6,19億 1株益50,0円 1株配14円
2014/09/29 7:35