アルプス電気(6770)【暗証番号不正読み取り防止システム開発!】


アルプス電気  [6770] 東証1部 時価:1,883円

アルプス電気(6770)はクレジットカードで決済する際に暗証番号の不正な読み取りを防止するシステムを日本市場に投入する。カード利用者が暗証番号の入力ボタンを押す際に発生する電気信号を、ノイズによって処理し情報漏えいを防ぐ。米国では入力信号の変化から暗証番号を解析し、悪用する事件が発生している。そのため日本でも今後安全対策が強化されると判断、先行的に提案し採用を進めていく。このシステムはアルプス電気子会社の米サーク・コーポレーション(ユタ州)が開発した専用の半導体チップなどで構成し、決済システムに組み込んで使う。パソコンに搭載するタッチパッド開発で培ったセンサー関連技術を応用している。ボタン操作で発生する電気信号の変化にノイズを乗せて、不正に読み取られないようにする。外部による衝撃でチップが破壊されると自動でデータが消去する仕組みになっており、情報が漏れる恐れがない。
又、 同社は、自動車の通信用途を想定した無線モジュール(複合部品)を開発した。2015年度にも量産を開始する。車同士をつなぐ「車車間通信」に用いる「V2Xモジュール」と呼ばれるもので、3センチメートル角程度と小型なのが特徴だ。大手電子部品メーカーが小型のV2Xモジュールを量産するのは初めて。車載機器に組み込んで車車間で情報をやりとりし、追突事故などを防ぐ用途で使う。自動車間で情報をやりとりしたり、交通状況を伝え合ったりできる。車と信号などとの「路車間通信」や、車と歩行者で情報をやりとりする「歩車間通信」にも利用できる。モジュールに内蔵する半導体は、米フリースケール・セミコンダクタ製などを使い、無線LAN(構内情報通信網)技術をベースに策定された仕様で、自動車に搭載することを前提にしている。小型モジュールをいち早く量産し、今後の成長が見込まれる「IoT(インターネット・オブ・シングス)」市場をにらみ、車載需要取り込みを狙っている。
資本金236,23億円 発行株数181,559千株 浮動株21,2%
2014/10/01 7:50