大陽日酸(4091)【発光素子材料を作る装置を米国研究所に納入!】


大陽日酸  [4091] 東証1部 時価:951円

大陽日酸(4091)は8日、米国の政府系研究機関であるサンディア国立研究所にMOCVD(有機金属気相成長法)装置を納入することが決まったと発表した。MOCVDとは、化学反応により基板上に薄膜を形成するCVD (化学気相成長法)の一種である有機金属化学気相成長法のこと。原料に有機金属を用いるために、こう呼ばれている。ガスの流量や、温度、圧力、基板温度などを制御することで、他の方法に比べて大面積に、効率よく、均質な薄膜結晶を形成でき、単一原子層での制御も可能である。化合物半導体や、半導体レザー、紫外・青色・白色LEDなどの量産に使用されている
 米子会社のマチソントライガスを通じて、2015年3月までに納入する。安全保障やエネルギー、環境技術に関する研究をしているサンディア国立研究所は化合物半導体の研究にも強い。
 大陽日酸は同装置を日本で製造し、国内や台湾などに販売しているが、米国での実績はまだ少ないという。サンディア国立研究所への納入は初めてとなる。同研究所へ納入することで実績を築く。今後も米国ではマチソントライガスを通じてMOCVD装置の販売を進め、グローバル展開を加速したい考え。
又、同社は三菱ケミカルHDと資本業務提携を行い、三菱ケミカルHDは同社株式を1,030円で公開買い付けを終了しており、三菱ケミカルHDの連結子会社となりましたが、株式の上場は維持されており、両社の特徴を生かして業績の向上に期待がもてることから注目したい。
2014/10/09 8:10