ディスコ(6146)【LED部品切断に「ダイサー」が注目集める!】


ディスコ  [6146] 東証1部 時価:6,990円

赤崎勇・天野浩・中村修二教授ら3人のノーベル物理学賞の受賞決定により、一気に注目が集まった発光ダイオード(LED)。その恩恵を足もとで受けているのが半導体関連装置を手掛けるディスコ(6146)だ。LED照明メーカーから、ディスコの主力製品である切断装置「ダイサー」の引き合いが高まっている。
 ダイサーは半導体ウエハーから微細なチップを切り出す装置だ。それが青や赤、緑の3色のLED素子を樹脂などで固めた部品を3ミリメートル四方程度のチップに切り分けるために使われる。この小さなチップが白色の光を生み出し、LED照明の光源となる。
 近年はLEDの量産化や技術改良が進んだことで製造コストが下がった。低価格化が一定レベルまで行き着いた結果、市場ではコストよりも、もっと明るく、色のばらつきの少ない高性能のLEDが求められるようになった。安定的に短時間で大量にチップを切断できるディスコの「ダイサー」に出番が回ってきたという訳だ。
 ディスコの2015年3月期の連結純利益は前期比15%増の139億円と、連続で過去最高を更新する見通し。スマートフォンやタブレット端末向けの半導体メモリーなどに加え、LED向けの需要増が追い風となっている。
 富士経済(東京・中央)によると、LEDの世界市場は2020年には6兆8000億円と13年に比べて約4倍に膨らむ見通しで中長期のビジネスチャンスは大きい。「LED関連銘柄」としてディスコにスポットライトが当たる日は近そうだ。クレディスイス証券は同社株の投資判断を強気とし、目標株価を7450→8000円に格上げしており、注目してみたい。
2014/10/21 8:00