リクルートHD(6098)【海外売上高比50%で、世界ナンバーワンを目指す!】


リクルートHD  [6098] 東証1部 時価:3810円

リクルートHD(6098)は10月16日に上場後、昨日10月20日の高値を更新した。
同社はこれまで就職や住宅購入といった人生のイベントを収益源としてきたこれまでのビジネスモデルから脱皮し、今後は海外でベンチャー投資や求人情報で攻勢をかけて世界NO1を目指す方針だ。同社は1960年の創業から55年目を迎えた。88年の“リクルート事件”で世間の非難を浴びたが、倫理綱領を制定するなどして企業ガバナンス向上に取り組んできて、今回の上場にこぎつけた。グループ従業員3万人強、このうち海外が約4000人で、世界の約20カ国に約900拠点を展開している。一貫して、「生活者と企業をつなぐマッチングサービス」を追求してきた。「ゼクシィ」「SUUMO」,「じゃらん」などに加え、2010年代から海外にも進出、現地で高い評価を受けている。現在は、販促メディア、人材メディア、人材派遣の3つの事業セグメントを展開中である。
今後は上場による調達資金約1000億円を有効活用し、内外で積極的な投資を行い、20年には人材領域でのグローバルNO1を、30年には人材・販促領域でもグローバルNO1を目指していく方針だ。既に、10年以降、10社以上の海外企業買収実績があり、うち3社はす百億〜1000億円規模の大型なものが、買収時の事業計画を上回ってきている。
同社は今年4月、「5本の矢」と名付けた1つが社長直結組織「リクルートテクノロジインスティチュート(RIT)」を設立しており、既に、米国シリコンバレーに常駐している。
同社の連結売上高、1兆1915億円(2014年3月期)のうち海外比率23%、これを5割に引き上げる目標を掲げて、「グーグルと肩を並べる会社」を目指して、リクルート第3の創業が始まったことから注目しておきたい。
2014/11/07 8:15