岡本硝子(7746)【業績回復し、今期経常利益を49%増額修正!】

岡本硝子  [7746] 東証JQ部 時価:211円

近年、液晶プロジェクターには、より大きくかつ鮮明な画像をより小型の装置で実現することが求められており、光源はより明るく、液晶素子はより小さくなって来ています。その結果として、液晶素子だけでなくその前後に置かれる偏光子にもより強い光が導入されることになり、高い耐熱性と耐光性が要求されるようになって来ました。
岡本硝子(7746)は、世界で初めて、液晶プロジェクター等に使用可能な可視光領域ガラス偏光子(光の振動を揃える素子)を、ナノサイズの金属微粒子を制御する技術により開発しました。このガラス偏光子は、従来の有機樹脂フィルム製偏光子にはない優れた耐熱性及び耐光性を有しており、この開発により、投射型液晶表示装置等の一層の高輝度化及び小型化が可能になりました。
同社は昨日、決算発表しており、15年3月期第2四半期の連結経常利益は4900万円の黒字(前年同期は2,67億円の赤字)に浮上し、従来予想の3000万円の黒字を上回って着地した。併せて、通期の同損益を従来予想の3900万円の黒字→5800万円の黒字(前期は4,12億円の赤字)に48,7%増額修正した。これは、データプロジェクターの販売が、米国、ヨーロッパ地域、中国等も好調に推移しており、プロジェクター用反射鏡及びフライアイレンズへの需要が増加した結果であります。   会社側が発表した上期実績と通期計画に基づいて、当研究所が試算した下期の連結経常損益は900万円の黒字(前年同期は1億4500万円の赤字)に浮上する見通しとなります。直近3ヵ月の実績である7-9月期の連結経常損益は4800万円の黒字(前年同期は1億7900万円の赤字)に浮上し、売上営業損益率は前年同期の-14.3%→-0.6%に急改善しており、更に為替も円安基調が続いていることから、更なる上方修正が予想されます。
2014/11/12 7:50