日本航空電子(6807)【次世代型の携帯急速充電に対応したUSBコネクターを開発!】

日本航空電子  [6807] 東証1部 時価:2,390円

日本航空電子工業(6807)はパソコンやスマートフォン(スマホ)などに向けた次世代型のUSBコネクターを開発した。USBプラグを電子機器に抜き差しする際に、表裏なく利用できる「リバーシブル型」にしたため、使い勝手が向上する。大きな電流を扱うことにも対応しており、携帯機器の急速充電もできるようになる。2015年以降の量産出荷を目指している。
 USBのコネクター仕様の一つで、「タイプC」と呼ぶ規定に準拠した製品を開発した。これまでのUSBコネクターは表裏を合わせて抜き差しする必要があったが、タイプCはどちらでも使えるため、ユーザーは表裏を気にせずにプラグの抜き差しが可能になる。
 タイプCはUSBの標準化団体が今夏に仕様を策定した。15年前半から対応機器が登場する見込みだ。米アップルなど大手スマホメーカーからはリバーシブル型のUSBコネクターに対する需要が大きいという。
 日本航空電子はUSB用コネクターの大手で、最新仕様に対応した製品をいち早く投入し、顧客の機器メーカーの需要に応える考えである。
 スマホのほか、タブレット(多機能携帯端末)での利用も想定する。高速なデータのやりとりに対応しており、最大毎秒10ギガ(ギガは10億)ビットの速度でデータを送れる。
 USBケーブルを介して数十ワット以上の電力供給を可能にする「USB PD」という規格にも準拠する。携帯機器の充電時間を短縮し、大型の家電機器に電力を供給することも可能になるという。
同社の15年3月期第2四半期の連結経常利益は前年同期比79.7%増の99.6億円に拡大した。併せて、通期の同利益を従来予想の190億円→200億円(前期は154億円)に5.3%上方修正し、増益率が23.0%増→29.4%増に拡大し、従来の2期連続での過去最高益予想をさらに上乗せした。直近3ヵ月の実績である7-9月期の連結経常利益は前年同期比50.0%増の47.5億円に拡大し、売上営業利益率は前年同期の9.8%→12.2%に改善しており、注目しておきたい。
2014/11/17 8:30