ニチコン(6996)【EVパワー・ステーションをトヨタのFCV「MIRAI」に対応!】

ニチコン  [6996] 東証1部 時価:932円

ニチコン(6996)は電気自動車と住宅で電力を相互供給できる装置「EVパワー・ステーション(EVPS)」を、トヨタ自動車の燃料電池車(FCV)「MIRAI(ミライ)」に対応させた。これにより災害時などにミライから電力を取り出し、住宅の家電などに使用することができるようになります。
同社は2012年8月に世界初1のV2HシステムであるEVPSを市場導入し、日産自や三菱自のEV車向けに供給しています。2013年10月には、法人向けBCP(事業継続計画)需要等に対応するコンセントモデルを追加発売、さらに2014年1月には、室内リモコンとコージェネレーション機器(エネファーム2など)との併用が可能となる高機能モデルを発売しています。そして、この度、トヨタ自動車が2014年12月15日に発売する燃料電池自動車「MIRAI」からも同社のEVPSを通じて電力を取り出し、災害などの停電時に建物や家電製品へ安全に電気を供給できるようになりました。さらに、EVPSの機能と品質を確保するため、トヨタホーム株式会社(本社:愛知県名古屋市)が「MIRAI」をお持ちのお客様に対してEVPSの販売・設置工事からアフターサービスまで一貫対応を行うことも決定しました。
又、同社の15年3月期第2四半期累計の連結経常利益は前年同期比25.3%増の30億円に伸び、従来の12.3%減益予想から一転して増益で着地。 通期計画の47億円に対する進捗率は63.9%に達し、4年平均の51.4%も上回った。直近3ヵ月の実績である7-9月期の連結経常利益は前年同期比2.2倍の23億円に急拡大し、売上営業利益率は前年同期の3.8%→4.6%に改善した。
会社側からによると、当第2四半期累計期間の経常利益について、電子機器用コンデンサの売上が増加したことおよび当第2四半期末時点の為替レートが期初予想に比べ円安に推移したことによるということです。 なお、通期の業績見通しについては、変更していませんが、トヨタのFCV「MIRAI」に採用されるなど、新材料の出現と、円安が加速している現状を考えると、更なる上方修正の可能性が高く、PBR0,73倍の割安感から押し目は注目しておきたい。
2014/11/24 11:15