豊田通商(8015)【アルゼンチンでリチウムを本格生産開始−15年1月から日本向け輸出】


豊田通商  [8015] 東証1部 時価:2,826円

豊田通商(8015)は、25%を出資するアルゼンチンのリチウム開発事業会社のサレス・デ・フフイが、現地でリチウムの本格生産を始めたと発表した。生産する炭酸リチウムは豊田通商を通じて、同国のほか日本やアジア、北米などに販売する。2016年に年産1万7500トンが目標。日本向けには15年1月ごろに輸出を始め、現在の総需要の半分にあたる約5000トンの輸出を予定している。
同事業はアルゼンチンにおける日本企業初のリチウム開発案件。同国北西部のフフイ州オラロス塩湖からかん水を汲(く)み上げ、炭酸リチウムを製造・販売する。豊通は10年に豪州の資源開発会社、オロコブレと事業化調査を実施し、12年にサレス・デ・フフイに出資した。13年にはリチウム精製工場を建設し、実証を進めてきた。
 リチウムは携帯電話や自動車などの蓄電池材料として使われ、今後も需要増加が予想され収益の拡大が見込める。
又、国が進める民間へのインフラ運営権売却の仙台空港についても、同社はラオスの空港でターミナルを運営しており、今回も東急グループ・前田建設・豪州マッコリーグループと共同で応募しており、運営権を確保できれば空港でも稼ぐことになり、注目しておきたい。
2014/12/05 8:15