中外炉工業(1964)【バイオコークスで汚染廃棄物問題を解決に!】

中外炉工業  [1964] 東証1部 時価:249円

中外炉工業(1964)と近畿大学は2015年1月に予定されている福島の汚染廃棄物仮置場から中間貯蔵施設への運搬において、放射性物質の飛散・流出などの多くの課題に対し、近畿大学が開発したバイオコークス技術を用いた汚染バイオマス減容化装置により、問題を解決することができました。
従来の減容化技術と異なり、汚染バイオマス減容化装置をトラックに搭載することで、点在する除染廃棄物仮置場で減容化作業が可能となり、中間貯蔵施設への運搬に必要な車両台数は約1/10に減少。さらにバイオコークスによる堅固化のため、汚染物質飛散の心配がない状態で中間貯蔵施設への輸送が可能となります。
バイオコークスは、近畿大学の井田民男教授が平成17年に石炭コークスの代替燃料として開発した新しい木質バイオマス固形燃料で、植物由来のためCO2排出量がゼロのため,既に国内で商用プラントが稼動し、鋳物用コークスの代替燃料として使用されています。また、「バイオコークスによる放射能汚染物質の減容化技術」は環境省から除染技術の一つとして認定されています。
バイオコークスは、材料充填後、加圧―加熱過程を同時に行い、バイオマスに含まれる水蒸気のエネルギーを利用して形成する最新固形化技術であり、材料充填から成形まで約1時間程度のサイクルで製造が可能です。
汚染バイオマス減容化装置は中外炉工業の工業用バイオコークス製造機に汚染バイオマスの粉砕機及び乾燥機を連結したもの。それぞれをトラックに搭載し運搬することができます。そのため、仮置場での減容化が可能となり、中間貯蔵施設への運搬に必要なトラックを大幅に減少できます。   また、バイオコークスの堅固性により、安全に運搬することができることから、今後、大いに注目されることになるでしょう。
2014/12/08 7:30