大王製紙(3880)【紙おむつが国内外で好調につき、約70億円投資しインドネシアに紙おむつ工場を建設


大王製紙  [3880] 東証1部 時価:1,016円

インドネシアで子ども用紙おむつの生産に乗り出す企業が相次いでいる。昨年から米P&Gが現地生産を開始したほか、花王(4452)や王子ホールディングス(3861)もそれぞれ現地生産に向け準備を進めている。更にこのほど、大王製紙(3880)が約70億円を投資して新工場を建設することを表明し、来年から生産を開始する計画である。
インドネシアではユニ・チャーム(8113)が同市場シェア約6割を有する最大手だが、ユニ・チャームを追撃するべく欧米や日系、さらに地場メーカーも交えた激しいシェア争いが繰り広げられそうだ。    同社は、創業家元会長の井川高雄氏を顧問から解任していますが、井川氏は同社株を再取得し10位の大株主に浮上しており、今後の株式争奪戦の行方にも注目が集まってきた。
業績については、15年3月期第2四半期の連結経常利益は前年同期比2.8倍の81.6億円に急拡大し、従来予想の45億円を上回って着地。併せて、通期の同利益を従来予想の170億円→200億円(前期は112億円)に17.6%上方修正し、増益率が51.0%増→77.7%増に拡大する見通しとなった。
 会社側が発表した上期実績と通期計画に基づいて、当研究所が試算した下期の連結経常利益は前年同期比42.1%増の118億円に拡大する見通しとなった。直近3ヵ月の実績である7-9月期の連結経常利益は前年同期比3.0倍の49.8億円に急拡大し、売上営業利益率は前年同期の3.1%→5.6%に改善した。
更に、原油安が続いていることから、円安を吸収して、増益幅が拡大する可能性があり、注目したい。
2014/12/15 8:30