JCU(4975)【プリント配線板用金メッキ薬品を開発 中国で採用!】


JCU  [4975] 東証1部 時価:5540円

JCU(4975)は、プリント配線板用メッキ薬品を相次ぎ投入する。同社としては初となる金メッキ薬品を開発し、このほど中国で複数社に本格採用された。また、フレキシブルプリント配線板(FPC)の表面に金属膜を形成する技術を確立し、今夏から同技術を用いてスマートフォンの生産を開始した。更に、半導体パッケージ基板とマザーボードを銅の柱でつなぐピラー接続工法を開発し、ユーザー評価を進めている。初採用を足掛かりに営業活動を本格化させ、初年度売上高3億円、3年後には10億円の事業へ育成していく予定である。
又、同社は新たにメキシコとベトナムに新工場を設け、2015年から自動車部品や電子基板向けのめっき用薬品を量産する。生産能力はそれぞれ年間67万リットルと86万リットルとなる。供給先である自動車部品各社や電子基板メーカーの海外展開に伴い、現地での安定供給につなげる。アジアを軸に海外生産を本格化し、グローバル生産体制の構築に踏み出し、業績拡大に弾みを付ける。 国内では新潟県上越市に主力工場がある。海外ではタイにもメッキ薬品を生産する拠点を持つほか、韓国でも15年夏から電子基板向け薬品の生産を始める予定だ。今後も収益源を海外に求める動きを本格化させる。
同社は11月5日に15年3月期第2四半期の連結経常利益は前年同期比70.0%増の21.7億円に拡大し、従来予想の17億円を上回って着地。併せて、通期の同利益を従来予想の36億円→43.5億円(前期は29.6億円)に20.8%上方修正し、増益率が21.5%増→46.8%増に拡大し、従来の3期連続での過去最高益予想をさらに上乗せしている。今期業績の上方修正は8月に続き、2回目となったが、更なる円安が続いていることから、通期業績の再増額修正が考えられる。
2014/12/16 8:15