三愛石油(8097)【羽田空港発着枠拡大を受け、航空給油施設を運営する同社に注目!】


三愛石油  [8097] 東証1部 時価:817円

三愛石油(8097)は旧モービル主体の石油・LPガス卸の大手で、傘下にキグナス石油があります。又、三愛石油は日本初のハイドラントシステム(地下パイプラインで航空機まで航空燃料を圧送するシステム)という、航空機への航空給油施設を羽田空港で単独で運営しており、羽田以外にも、中部国際、神戸、佐賀、茨城空港でも給油作業を行っています。
羽田の国際線の発着枠が6万から9万回に増枠となり、今期から収益に貢献します。また、東京の飛行制限を緩め、オリンピックまでに羽田の発着枠を年4万回増やすとの報道もありました。いずれは第5滑走路を新設し、現状の5割増となることが可能です。発着枠は逼迫しており、費用がかからない制限緩和は実現性が高い成長戦略であります。
現に、訪日外国人観光客が1300万人を突破すると予想されており、同社の業績に貢献しています。更に、出光と昭和シェル、コスモ石油と東燃ゼネラルなど、石油元売り各社の統合報道が活発になってきました。上場6社の内、三愛石油だけが報道がありませんが、子会社のキグナス石油は元々、東燃ゼネラルとニチモウの子会社でしたので、まずは東燃の動きに注目でしょう。
因みに、東燃の時価総額が6300億円、三愛石油は売上4分の1で、時価総額はわずか600億円で、PBRは僅か、0,83倍であり、大手元売り各社としては何としても欲しい会社のような気がします。
2014/12/24 8:15