クミアイ化学(4996)【畑作用除草剤「ピロキサスルホン」の売上絶好調!】


クミアイ化学  [4996] 東証1部 時価:918円

クミアイ化学(4996)は全農系で除草剤を主力とする農薬専業メーカーで、売上高は世界20位(13年度)であり、2014年10月期の売上高は554億円、経常利益は42,9億円で35期ぶりに過去最高益を更新している。
業績拡大を牽引しているのは、2011年末にオーストラリア、12年に米国で登録を取得し、販売を開始した畑作用除草剤「ピロキサスルホン」である。同剤は売上高100億円(前期)超のブロックバスター(大型農薬)に成長した。中期的には300〜400億円規模の売上高を誇る可能性を秘めている。また、国内では、10年に上市した水稲用除草剤「ピリミスルファン」が堅調な売上拡大を果たしている。同社の水稲用除草剤の国内シェアは、拡大傾向にある。
今期(15年10月期)は過去最高益となる経常利益49億円を予想している。米国向けに「ピロキサスルホン」が拡大する可能性が高いためである。その他、インドや東南アジア向けの水稲用除草剤ノミニーも高水準の売上高を確保するとみている。また、当社は対ドル1円安で営業利益が1%程度プラスになるため、円安・ドル高となれば、業績面で更なる追い風となる。来期は営業利益50億円、17年度は同57億円と最高益の更新が継続しよう。18年度以降には国内で新しく大型の除草剤(推定年間売上規模50億円)が上市される可能性が出てきており、ポートフォリオも充実してきていることから、高成長が続くと見られ、押し目は注目したい。
2015/01/13/ 8:50