トリケミカル研究所(4369)【車載・スマフォ向け半導体向け薬品が好調!】


トリケミカル研究所  [4369] 東証JQ部 時価:532円

私達の日常生活の中で化合物半導体は活躍しています。携帯電話、センサー、光通信関連、記録媒体(MD,DVD)、発光体など…。トリケミカル研究所(4369)は化合物半導体の材料となる有機金属材料の研究開発と提供を行っております。
又、半導体産業をリードする半導体においても技術進歩が進む中でメモリー製品の多様化が進んでいます。高集積化、高性能化を左右するのが材料技術の進歩であることは言うまでもありません。同社はエッチングガスや成膜材料を中心に半導体業界に貢献しております。
同社は先週、16日に業績・配当修正を発表。15年1月期の経常利益を従来予想の2,88億円→3,7億円(前期は5000万円)に28,5%上方修正し、増益率が5,4倍→7,0倍に拡大し、最終利益も1,7億円→3,2億円に88,2%上方修正し、増益率が2,5倍→4,8倍に拡大する見通しとなった。今期業績の上方修正は8月に続き、2回目。国内や台湾でスマートフォン等の半導体製造向け薬品が想定より伸びることが寄与した。又、円安による為替差益の発生なども上振れに貢献する。上野原工場の火災事故の保険金額が確定したことに伴う保険差益の発生も最終利益を押し上げる。
会社の上方修正後の通期計画に基づいて、当研究所が試算した下期の経常利益も従来予想の1,15億円→1,97億円(前年同期は9700万円)に71,3%増額し、増益率が18,6%増→2,0倍に拡大する見通しとなる。
業績上振れに伴い、期末一括配当を3円→7円(前期は2円)に増額修正した。期初想定の1ドル98円を変更しておらず、10円の円安で営業益0,1億円の増額になることから、現状の円安状態が続くならば、更なる増額修正の余地があり、注目しておきたい。
2015/01/19/ 7:20