加地テック(6391)【水素ステーション向け「超高圧水素圧縮機」に注目!】

加地テック  [6391] 東証2部 時価:528円

加地テックは(6391)は1905年に繊維機械メーカーとして大阪で産声をあげ、100年を超える歴史を持っています。同社の高い技術力は、水素ガスを1100気圧まで昇圧可能にした空冷オイルレスコンプレッサの開発を成功させるなど、設計から鋳造、機械加工、溶接、組立まで一貫して自社で行い、石油・石油化学・ガス業界や研究機関などの幅広い分野の企業に納入しています。
そして、同社の大きなテーマは “環境”です。CO2削減に寄与する天然ガス自動車のガス充填所向けコンプレッサ、究極の無公害自動車である燃料電池自動車の普及に不可欠な超高圧水素コンプレッサ、また絶縁ガスとして発電所・変電所で使用される六フッ化硫黄ガスの大気放出を防ぐシステムなど、環境改善に役立つ製品を数多く供給して地球環境の保全に貢献しています。
燃料電池自動車の本格普及に向けて、燃料水素を充填する水素ステーションの整備が政府の成長戦略に組み入れられて、2013年より商業用ステーションの本格的な建設が開始されており、、政府は1カ所で4億〜5億円かかるステーションの設置費用を最大2億8000万円補助して整備を後押ししており、15年度内に100カ所の整備が見込まれている。今回の予算編成においても、水素関連では437億円の予算を使って、家庭向けの燃料電池や自動車向けの水素ステーションを拡大するために、新たに水素発電の技術実証等に20億円を振り向けることが決まりました。
同社は2001年より水素ステーション向け圧縮機の研究実験を重ね、これまでにも110MPaの超高圧試験設備を始め、国内で建設された実験・実証用水素ステーションに製品を供給してきております。更に、自動車各社が発売を予定している燃料電池自動車の一般販売向け開始に向け、東邦ガス(9533)が岩谷産業と共同で建設している「日進エコステーション」向けに超高圧水素圧縮機を納入しております。同社は2013年にも2ヶ所の商業用ステーション向けに同型の圧縮機を納入しており、今回は3基目の受注となり、今後、各所で建設される水素ステーション向けに同社の「超高圧水素圧縮機」が採用される可能性が非常に高くなってきました。燃料電池自動車の本格的な普及には絶対に欠くことの出来ない加地テックの技術が評価される日が近づいてきたと言えるでしょう。
株価は昨年7月の高値588円を視野に入れ、高値更新から一段高を目指す動きとなるでしょう。東証2部の貸借銘柄で、信用売り残が43,7万株もあり、信用買残は91,3万株と少ないことから、押し目は注目しておきたい。
2015/01/20/ 7:10