第一カッター興業(1716)【インフラ整備の需要増により、最高益更新!】

第一カッター興業  [1716] 東証JQ部 時価:2,532円

第一カッター興業(1716)は舗装およびコンクリート構造物の切断・穿孔工事を中心に建築・土木・設備の幅広い分野で様々な工事を手掛けており、同社の事業を支えるのが「ダイヤモンド工法」と「ウォータージェット工法」の2つの工法です。工業用ダイヤモンドを使って道路や構造物の切断・削孔を行うのがダイヤモンド工法です。従来のコンクリート破砕工法では、常に騒音や振動、粉塵などの公害を意識しなければなりませんでしたが、ダイヤモンド工法なら、安全に、スピーディーに、正確に、環境に影響を与えることなく工事を行えます。また、超高圧で水を噴射してコンクリートの結合を破壊するのがウォータージェット工法です。コンクリート構造物の耐久性向上や工場など生産設備のメンテナンスを目的とし、安全性・効率性・経済性に優れた施工が可能です。
同社は昨日、15年6月期の連結経常利益を9億円→12.5億円に39.4%上方修正した。9.3%減益予想から一転して26.5%増益を見込み、2期連続で過去最高益を更新する見通しとなった。主力の切断・穿孔工事が国土強靭化政策などをうけたインフラ整備の需要増の恩恵を受けて、空港向けや港湾向けの受注が想定より伸び、売上が計画を8.0%上回ることが利益を押し上げた結果となった。
近年の建設投資の流れは、コンクリート構造物を「つくる」時代から「補修・補強」の時代、すなわちリニューアル化へと大きく転換しております。高速道路・橋脚・港湾・空港などのコンクリート構造物の老朽化対策、耐震・免震工事の必要性が喧伝されております。東日本大震災の復旧・復興作業も急務であり、東京オリンピック・パラリンピックに向けて、都市部のインフラの構築と、施設の再利用のための補修・補強が求められています。さらに、原発の停止により、老朽化した火力発電所の補修、水力発電所の補強も必要とされており、同社の活躍するフィールドが益々広くなってきており、高成長が期待出来ることから押し目は注目しておきたい。
2015/02/10/8:00