TOA(6809)【拡大が期待される防犯カメラ需要が追い風に!】

TOA  [6809] 東証1部 時価:1,185円

TOA(6809)は音響機器とセキュリティーシステムが主力。駅や空港などでの業務用・非常放送設備など音響機器から、防犯カメラや録画などセキュリティー機器などを手掛けている。
同社の15年3月期第3四半期の連結経常利益は前年同期比16.0%増の27.8億円に伸び、通期計画の50億円に対する進捗率は5年平均の48.3%を上回る55.7%に達した。会社側が発表した第3四半期の実績と据え置いた通期計画に基づいて、当研究所が試算した1-3月期の連結経常利益は前年同期比8.5%増の22.1億円に伸びる見通しとなる。
国内ではセキュリティー分野が順調にのびており、今期の売上高は80億円を超える見通しだが、中期的にも成長が期待できる。
先日、兵庫県伊丹市は、公立小学校の通学路や公園など市内全域に防犯カメラ1000台を2年後までに設置する方針をしめした。既に、大阪の箕面市が今年度、市内の全公立小中学校の通学路に750台の設置計画を進めているが、今回の伊丹市の規模は全国的にも最大規模だという。最近の小中学生などを狙った犯罪が多発していることから、この様な動きは他の自治体にも広がる可能性が高く、需要の更なる拡大が期待される。
なお、キャノン(7751)がスウェーデン監視カメラ大手アクシス社の買収を発表したが、アクシス社は既に日本で監視カメラ事業を展開しており、今回の買収が国内の監視カメラ市場に与える影響は、大きくないでしょ。
又、東京オリンピックに向けてのインフラ整備に伴う放送設備や監視カメラの需要拡大も期待出来ることから、注目しておきたい。
2015/02/19/8:40