ジャパンディスプレイ(6740)【新工場建設に米アップルが資金提供か?】

ジャパンディスプレイ  [6740] 東証1部 時価:501円

ジャパンディスプレイ(JDI) (6740)が、中小型液晶の新工場の建設に向けて、米アップルからの資金を確保する方向で交渉していることがわかった。
新工場の建設は、アップルの優先サプライヤーになるのがねらいで、次世代iPhone用液晶に向けて十分な供給力を確保する。 関係筋によると、新工場はアップルの来期モデルの製造に間に合うよう、今年前半までに着工、2016年夏までの稼働を目指す。投資額は2000億円超と見られる。
一方で、関係筋によると、アップルの資金負担を確保する方向で交渉しているが、新工場はアップル向け以外の液晶生産も許される「余剰外販」の承認も得たい考えという。建設地は、石川県のキリンビール北陸工場跡地(白山市)を有力視し、現行の主力拠点の茂原工場(千葉県茂原市)の隣接地も候補。工場の能力は、茂原工場を超える規模で、第6世代(1500×1850ミリメートル)のガラス基板で月産5万枚以上を想定している。iPhone6用液晶などを生産する茂原工場の稼働は今年1―3月期に能力上限に近づいており、新工場建設のタイミングを探っていたので、アップルからの資金提供を受ければ低リスクで能力増強出来ると判断した。
現状ではジャパンディスプレイ、シャープ、韓国LGディスプレイの3社それぞれが、競い合う形でパネルをアイフォーンに供給しているが、新工場建設で頭一つ抜け出すJDIが、中小型液晶パネル業界を主導する構図となることから、今後の動向に注目したい。
又、同社は、腕時計型ウエアラブルデバイス(スマートウオッチ等)向けに、超低消費電力メモリーピクセル反射型カラー液晶モジュールの販売を開始すると発表しました。まずサンプル出荷を3月からで、標準品の販売は7月から販売を開始します。
2015/02/24/8:00