ダイソー(4046)【医薬向け「PLGAナノ粒子」の量産体制を確立!】

ダイソー  [4046] 東証1部 時価:417円

ダイソー(4046)とホソカワミクロン(6277)は、医薬向けに機能性乳酸グリコール酸共重合体(PLGA)ナノ粒子を量産できる体制を確立した。ダイソー子会社のサンヨーファイン(大阪市)が、国内工場の既存ラインを活用して2016年にも生産を始める。
量産するのは「PLGAナノ粒子」と呼ばれ、直径200ナノ(ナノは10億分の1)メートルほどの生分解性樹脂でできた微粒子。ナノ粒子を混ぜ込むことで薬剤が分解されにくくなり、薬効が持続するという。DDSだけでなく、狭くなった血管を広げるステントなどに応用していく考えだ。
「PLGAナノ粒子」はホソカワが産学連携で製造技術を開発。これまで化粧品や育毛剤向けに、五條工場(奈良県五條市)で製造してきた。医薬分野で展開するにはGMP対応の生産体制が必須であり、販売窓口となる野村事務所(東京都港区)を通じ、原薬や中間体の受託製造で実績のあるサンヨーファインに技術供与した。
GMP対応機能性「PLGAナノ粒子」の量産は業界初。今後、サンヨーファインは研究用のサンプルから商業生産まで、あらゆる機能性PLGAナノ粒子の受託生産ニーズに応じることができる。
 一方、ホソカワは「PLGAナノ粒子」の医療分野への適用拡大を加速させる。すでに、アンジェスMG(4563)、メディキットと協業で医薬向け応用商品の開発を進めている。薬剤塗布型PTAバルーンカテーテルは治験の症例登録が完了し、16年前半の国内製造販売承認申請を目指していることから、ダイソー(4046)の他、ホソカワミクロン(6277)、アンジェスMG(4563)にも注目しておきたい。
2015/03/10/8:40