資生堂(4911)【横浜に新研究拠点を設立、 化粧品では世界最大級!】


資生堂  [4911] 東証1部 時価:2,200円

資生堂(4911)は26日、約400億円を投資し、横浜みなとみらい21地区に新研究拠点「グローバルイノベーションセンター」(仮称)を設立すると発表した。同日、横浜市からの用地取得が決まり、2016年秋の着工、18年末の稼働開始を目指す。敷地面積約7000平方メートル、地上14階・地下2階建て、延べ床面積約5万7000平方メートルで、人員は20年までに1000人体制を構築するとしており、化粧品研究施設として世界最大級となる。
同社では今後、世界各地で現地ニーズに応じた商品開発を強化するとしているが、国際的にみても"日本品質"は競争優位と判断。将来の成長を支える基礎・基盤研究の拠点は引き続き日本に置き、イノベーション創出を加速させる構えだ。
資生堂は20年度までの中長期戦略で売上高研究開発費比率を2・5%(250億円)に引き上げる計画だ。16年春の新卒採用では初めて事務系よりも研究開発系の採用が多くなる見通し。現在、日本を含む5カ国で働く研究員数を5割増の1500人に引き上げる。
 140年を超える歴史を持つ資生堂。魚谷社長は「次の100年を生き残るためにどのような企業になるべきか、原型をつくるのが自分の仕事」と語る。これまで資生堂は「理想の美」を消費者に提供することを成長の源泉としてきた。ただ、グローバル化や情報化が進み消費者のニーズは多様化している。「お客様に求められる存在への転換」(魚谷社長)を実現できるか、注目してみたい。
2015/03/27/8:30