神島化学工業(4026)【世界初の大型結晶「レーザー用YAGセラミックス」に注目!】


神島化学工業  [4026] 東証2部 時価:586円

神島化学工業(4026)は住宅用内外装材や、他社に先駆けて、海水から直接マグネシウムを取り出す工業化技術を確立するなど、環境に優しく、安全でクリーンなノンハロゲン難燃剤の商品化、大容量化・小型化し続ける電子部品の放熱対策として期待される高熱伝導材料の開発、そして100KWレーザーを現実にしたYAGセラミックなど、常に時代の流れをとらえ、無機化学分野の限り無き可能性に挑戦している企業であります。
注目は、クリーンなエネルギー創出を目指し、JAXA(独立行政法人 宇宙航空研究開発機構)を中心に研究開発を推進している「宇宙太陽光利用システム」や、大阪大学や世界中の研究機関で研究開発を推進している「慣性核融合発電システム」において『大型結晶(世界初)のレーザー用YAGセラミックス』を提供していることです。
「宇宙太陽光利用システム」は地上と違い、天候や季節、昼夜関係なく太陽光が照りつけますので、年平均5〜10倍の太陽光を受けることができるため、高効率な太陽光エネルギー利用が実現できます。宇宙からの太陽光を神島化学の『レーザー用YAGセラミックス』がレーザー発振媒体となり、地球上の施設へ直接レーザーに変えてエネルギーを送るという夢のようなシステムです。
「慣性核融合発電システム」は、現在問題となっている電力不足や大気汚染、放射能汚染などの、既存の発電システムが抱える問題点を一気に解決できる可能性を秘めています。
重水素などから構成される燃料に、直接レーザーを照射させて核融合を引き起こさせ、そのエネルギーを利用する夢の発電システムです。言い換えれば、地上に太陽を擬似的に発生させて、そのエネルギーを利用してしまおうという、まるでSFの世界のような技術です。
この「慣性核融合発電システム」のキーパーツでもある、神島化学の『レーザー用YAGセラミックス』がレーザー発振媒体として利用されています。これも、YAG単結晶では不可能とされていた大型化が、神島化学のYAGセラミックスにより可能になった事で、大出力レーザーが実現可能となり核融合に利用されるようになりました。核融合発電は、既存の発電システムとは比べものにならない発電量を誇りさらに、温室効果ガスや放射線を殆ど排出しない極めてクリーンで環境にやさしいまさに次世代エネルギーシステムです。神島化学では2030〜2040年の実用化に向けて、大阪大学やRutherford Appleton Laboratoryを中心に世界中の研究機関による様々なニーズに取り組んでおります。
業績は、新商品の拡販や新規開拓先に積極的に取り組み、売上高は前回予想を上回る見通しで、通期の経常利益も従来予想の4,5億円→6億円に33,3%上方修正しており、注目してみたい。
2015/03/30/8:00