日本マニュファクチャリングサービス(nms)(2162)【兼松との提携により、業績拡大へ!】


日本マニュファクチャリングサービス  [2162] 東証JQ部 時価:527円

日本マニュファクチャリングサービス(2162)は、3月39日に兼松(8020)と資本・業務提携を発表した。nmsが保有する自己株式108万600株(発行株式数の10.0%)を兼松へ第三者割当方式で割り当てる。払込は4月15日。兼松は同社の第3位の大株主となり法人株主としてはSBI証券の4.81%を上回り1位となる。
同社は、昭和1965年に人材サービス会社として創業、請負力とモノづくりを重視した人材育成に力を入れてきた。平成22年にEMS企業の志摩電子工業、平成23年に同じくEMS企業のテーケーアール(TKR)をそれぞれ子会社化した。更に、平成25年にTKRが日立メディコエレクトロニクス電源事業、平成26年にはパナソニックより一般電源事業をそれぞれ譲受しEMSにおけるすべての領域で質の高いサービスを提供できる体制を持つにいたっている。
 兼松は食料、鉄鋼、車両・航空など幅広く取り扱っており、とくに電子・デバイスでは付加価値の高いビジネスを展開している。同社は兼松の持つ部材調達力と販売力を活用する。一方、兼松は同社の技術・製造ノウハウを活用し互いにシナジー効果が見込まれる。
nmsは、中期的にEMS事業の売上を現在より100億円増を見込むほか部材の調達コスト削減も見込んでいる。特に、北米に進出している車載関連企業に対し2年後を目処に同社と兼松と共同でEMSを提供する。
2014年3月期は赤字だったが、2015年3月期は売上16.5%増の488億円、営業利益4億9000万円と黒字転換、1株利益34.5円、配当は年3.0円の見通し。 
第3四半期実績における「EMS事業」は売上246億600万円(前年同期比12.4%増収)、同事業の営業利益1億7000万円、とくに、同事業の営業利益率は約0.7%と全体の営業利益率0.36%を上回り好採算から、今後、兼松との提携によるEMS事業拡大は利益面に期待が持てることから、突っ込み狙いで対処してみたい。
2015/04/02/8:00