ツカモトコーポレーション(8025)【レナウン効果で低PBRに注目集まる!】

ツカモトコーポレーション  [8025] 東証1部 時価:149円

ツカモトコーポレーション(8025)は、1812年に初代塚本定右衛門(久蔵)、甲府柳町に小間物問屋「紅屋」を創業以来、203年の歴史があり、ツカモト、ツカモトユース、ツカモトアパレル、ツカモトエイム、市田、塚本倉庫等を傘下に置く和洋装の総合繊維商社であります。
現在の業績は15年3月期連結の営業利益は1億円(前期比54.8%減)、純利益は固定資産売却益が膨らみ15億円(同4.3倍)の見通し。消費増税前の駆け込み需要の反動減解消の遅れや、円安による仕入れ価格高騰の継続により営業減益予想となっている。
しかし16年3月期を見据えれば、日本百貨店協会による2月の全国百貨店売上高は11カ月ぶりに前年同月比プラスに転じ、外国人観光客のインバウンド需要の拡大、株高による資産効果などから営業増益転換の期待が高まろう。
同セグメントの前期第3四半期累計の営業利益は、第1四半期に取得した目黒東山スクエアビルの賃貸収入が寄与し3億1800万円(前年同期比35.9%増)となった。都内に高収益の不動産を保有するなど含み資産株としての素地を持ち、安定収益源を持っており、PBRはレナウンの人気化直前と同じ0.5倍台と共通項を持つことも注目される。
又、ツカモト、市田の2社統合や、ラルフローレン店はGMSへのショップ展開など事業再編等、経営戦略の軸足シフトで今後のインバウンド消費などの取り込みに期待がかかるほか、15年3月期は3円配当継続の意向で、財務体質の強さも一部市場関係者の注目を浴びており、意外高に発展する可能性があり注目してみたい。
2015/04/07/8:10