任天堂(7974)【スマホ参入決断に勝算あり!】

任天堂  [7974] 東証1部 時価:18,910円

任天堂(7974)が、1893年にゲーム専用機「ファミリーコンピュータ」(ファミコン)を発売して以降、自社のゲーム専用機向けのソフト開発にこだわり続けてきたが、大きな方向転換に踏み切った。3月17日にソーシャルゲーム大手、デイー・エヌ・エー(DeNA)と資本業務提携し、スマートフォン向けゲームの共同開発・運営や、会員制サービスに乗り出すと発表した。32年目の方向転換には、スマホゲームでファンを開拓し、ゲーム専用機に“還流”させようという狙いがある。
同社がスマホ参入に否定的だったのは、「マリオ」などのキャラクターを含む任天堂の知的財産が毀損される可能性を考慮してきたからであって、業績不振で「やむなくスマホに乗り出した」という理由ではなかったと、岩田社長は述べている。岩田社長によると、スマホはすでに競争が激化しており、任天堂といえども失敗のリスクがある。又、これまでの自社のゲーム専用機向けソフトを開発してきたスタッフをスマホに割くことになれば、“共倒れ”の懸念すらあり、参入しないことが得策とみていた。それでも任天堂がスマホ参入を決断したのは「(DeNAとの協業という)答えが見つかったから」(岩田社長)ということであります。
両社はファミコンだけでなく、パソコン、スマホ、タブレットなどの多様なデバイスに対応した新たな基幹システムを構築し、これを用いた会員制サービスを今秋から始める。
「歴史的な転換点!」と捉えることができるでしょう。
ただ、任天堂のファミコンは、ゲーム文化の代名詞として世界にしられるブランドであり、ゲーム専用機を捨てて、全面的にスマホなどに軸足を移すわけでは無く、あくまで自社のゲーム専用機販売とソフト提供を一体的に行う従来のビジネスだと強調したうえで、スマホゲームをゲーム専用機と潜在顧客をつなぐ“架け橋”に例えた。
2015/04/13/8:55