日本触媒(4114)【3次元培養基材開発 17年めどに事業化!】

日本触媒  [4114] 東証1部 時価:1,680円

日本触媒(4114)は1941年の創業以来、自社開発の触媒技術を核に事業を拡大。酸化エチレンやアクリル酸、自動車用・工業用触媒などを世の中に送り出してきました。現在では紙おむつに使われる高吸水性樹脂で世界1位のシェアを誇っています。
同社の池田社長は「新生日本触媒2020」の目標達成に向け、本年はアクリル酸や高吸水性樹脂等の新増設を決定する予定です。また新エネルギー分野、健康・医療分野を中心とした新製品開発を、全社一丸となって促進していきますとのべています。
その第1弾として、3次元培養基材「ミコセル」を開発した。創薬スクリーニングや再生医療向けに、細胞をより生体に近い3次元構造に培養するために使う。一層の高分子フィルムからできた3次元培養基材で、既存品に比べ操作性などで優れた特徴を持つ。2017年の事業化を目指し、現在、提携先を探している。同社がライフサイエンス分野の基材を手掛けるのは初めて。健康・医療分野での新規事業の第一弾となる。
業績に関しては、15年3月期第3四半期の連結経常利益は前年同期比2.1倍の215億円に急拡大し、通期計画の285億円に対する進捗率は75.7%に達した。会社側が発表した第3四半期の実績と据え置いた通期計画に基づいて、当研究所が試算した1-3月期の連結経常利益は前年同期比5.9%増の69.2億円に伸びる見通しとなった。直近3ヵ月の実績である10-12月期の連結経常利益は前年同期比93.8%増の94.5億円に拡大し、売上営業利益率は前年同期の5.4%→8.5%に大幅改善していることから、押し目は注目しておきたい。
2015/04/21/8:20