ANAホールディンング(9202)【インバウンド需要を取り込み好調、3期ぶり最高益!】

ANAホールディンン  [9202] 東証1部 時価:332,5円

ANAホールディンング(9202)売上高で日本最大の航空会社。シェア1位の国内線を収益源として国際線での成長を継続中。世界最大の航空連合「スターアライアンス」に属し、訪日客(インバウンド)に加え、日本経由の外国人旅客の取り込みで成長している。14年度の国際線の外国人利用者数は40%を超えたとみられる。
長期構想で示した25年度の目標は売上高2.5兆円、営業利益2,000億円である。主に東京五輪に向けた首都圏空港の能力拡張の可能性と訪日外国人の増加の取り込み、LCC(格安航空会社)、貨物、事業の多角化を成長の柱とみているようだ。なお、国内線では需要の成熟化を踏まえ、機材の小型化で需給適合を進め単価の維持に努めることで成長を持続する方針だ。
15年3月期の連結経常利益は前の期比56.4%増の671億円に伸び、従来予想の550億円を上回って着地。16年3月期も前期比34.1%増の900億円に拡大を見込み、3期ぶりに過去最高益を更新する見通しとなった。6期連続増収になる。
羽田空港の国際線発着枠の増加を契機に日本人、外国人の旅客需要を取り込み、円安による燃料費上昇の悪影響を上回った。当社は燃料費をすでに高い比率でヘッジしており、現在の燃料安の好影響は15年度、16年度にかけて緩やかに顕在化する見込みである。また、15年2月の旧正月では中国からの訪日客の増加が国際線だけでなく、国内線の増収にも貢献した。15年度も国際線、国内線が訪日客増加の恩恵を受けることになるでしょう。
同時に、今期の年間配当は前期比1円増の5円に増配する方針としたことから、押し目を注目しておきたい。

2015/05/07/8:30